リアルゴールド

そこでリアルゴールドなわけですよ。
おっと、これは失礼。


大学が終わって久々にコンビニとかに寄ったりして、
その久々がさも運命であるかのように感じたりするわけです。
ほんと珍しく飲み物でも買って帰るかー、
みたいなノリでファミマーとか行っちゃうわけですよ。
で、紅茶にしようか清涼飲料水にしようかと悩んでいると、
奴は突然自分の前に現れたのです。
リアルゴールドならぬリアルタンク。
純正ですよ、純正!
リアルゴールドの500ml版ですよ!
そこらで売ってる偽者とは訳が違うんです!
正真正銘リアルゴールドのでかいやつなんです!
コカコーラ社なんです!
でまぁ迷わずそいつを持ってレジに並びました。
帰宅後、飲んでびっくり味はまさにリアルゴールドのそれ!
偽者じゃぁ成し遂げられない、
いや超えることの出来ない壁がそこにあるかのように、
正真正銘リアルゴールドの味がします。
はたして興奮しない理由がどこにあるというのか。
Sugeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!なわけですよ。
子供のころ、ちょっと大人に感じたその小瓶。
子供はコーラ、大人はリアルゴールド
みたいな方程式が成り立ちませんか?
あぁそう、成り立ちませんか。
最近めっきり見かけなくなってきたリアルゴールド
コカ・コーラ社の怠慢だと思っていましたが、
このための潜伏期間だったのですね。恐れ入りました。


『サー!大佐、何か御用でしょうかサー!』
『うむ。いつもご苦労。今回もちと大変だが任務を遂行してもらう。』
『サー!大佐の命令は絶対です!サー!』
『君たちの勇気に敬服する。それで次の任務だが、リアルゴールドの偽者が世に出回っているそうだ。君たちにはそいつらを一掃してもらいたい。』
『サー!早速準備に取り掛かります!サー!』
『今回は特殊兵器を用意した。リアルタンクという新型戦車だ。存分に活用してくれ。』
『サー!それがあれば奴らイチコロですね!サー!』
『もちろんだ。それでは幸運を祈る。』
『サー!』


思わずこんな妄想だってしちゃいます。
ところで、
「リアルタンクってガンダムに出てくるやつですか?」
「マジ貯水槽でしょ!」
とか思った奴らは万死に値します。
むしろ万死させに行きます。出張サービスです。
リアルゴールド万歳。リアルタンク万歳。
末永く売ってください。買いますから。
というか興奮してすいませんでした。