クラシックギターの弦選び(AUGUSTINE編)

参考になったのでメモ。
本記事は以下Webサイトより引用。
http://www.ariaguitars.com/jp/02prod/04augustine/brand.html


■オーガスチン製品の概要
 オーガスチン弦を発売順にならべると「ブラック」「レッド」「ブルー」「リーガル(高音弦:一般に「紫」とも呼ばれる)」「インペリアルゴールド(低音弦・ゴールドプレーテッド)」となり、価格もこの順となっています。しかしこれらは音色やテンション感がそれぞれ異なるものであり、個々の演奏者の好みによって選択されるものといえます。


 BLACK (1-2-3-4-5-6:セット弦) [レギュラー]
 RED (1-2-3-4-5-6:セット弦) [ミディアムテンション]
 BLUE (1-2-3-4-5-6:セット弦) [ハイテンション]


 REGAL (1-2-3:高音弦)
 REGAL/BLUE (1-2-3:リーガル高音弦 4-5-6:ブルー低音弦)
 REGAL/RED (1-2-3:リーガル高音弦 4-5-6:レッド低音弦)
 REGAL/BLACK (1-2-3:リーガル高音弦 4-5-6:ブラック低音弦)


 IMPERIAL (1-2-3:インペリアル高音弦)
 GOLD (4-5-6: ゴールド・プレーテッド低音弦)


テンション表示は輸入元の荒井貿易が便宜上付しているものですが、傾向として次のようなことがいえます。


・高音弦(1,2,3)のテンション
  [標準(レギュラー)]     [中(ミディアム)]     [高い(ハイ)]
  BLACK / IMPERIAL     RED / REGAL      BLUE
・低音弦(4,5,6)のテンション
  [標準(レギュラー)]     [中(ミディアム)]     [高い(ハイ)] 
  BLACK / GOLD        RED            BLUE


 それぞれの種類は1本づつのバラ弦としても販売されています。実際には、次のような弦の選択方法が考えられます。
・スタンダードなセットで良い場合: 
  →BLACK、RED、BLUEのセットから、テンションの好みで選択
・高音弦をより良いグレードにしたい場合: 
  →高音弦をREGALにしたBLACK、RED、BLUEのセットから、低音弦のテンションの好みで選択
・高音弦をより良いグレードにしたい。ただし、REGALよりもテンションが低い(軽い)方が良い場合:
  →高音弦をIMPERIALのバラでそろえ、低音弦をBLACK、RED、BLUEのバラ弦から選択。


 演奏者の好みに加え、楽器の持つ個性との相性も、弦を選択する上で重要なポイントです。さまざまなテンションや種類の弦をお試しになることを通して、輝かしい音色を持つオースチン弦の魅力を改めて認識していただけることと確信いたしております。