トニックとドミナント

ドミナントはなぜトニックに行きたがるのか、
を今頃になって理解したのでメモ。


CのドミナントであるGは構成音の一つにB(シ)を持っており、
そのBがCにとっての導音(この場合、上に行きたがる音)なので、
C→Gと弾くと、自然とCに行きたくなる。


ピアノなどでド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シまで弾いて止めると分かるが、
次にドを弾きたくなる。はず。
Cのスケールで導音であるBを弾いているからそうなるらしい。


あと少し話を拡張すると、
C→G7と進むとさらにCのトニックに行きたくなる傾向が強くなる。
GにF(ファ)を足してG7にするとCの構成音であるE(ミ)に行きやすくなるので、
GよりもG7の方がトニックに進みやすくなるらしい。
これをドミナント・モーションと呼ぶそうだ。多分、導音の一種かと。