まさに梅雨、そこでアドリブ

ジメジメした気候が続きますね。
洗濯物が乾かなくて困った困ったー。
湿気が多いのが苦手なコロですコンニチハ。


ギターのアドリブはどうやるの?という質問をたまに受けるので、
詳細はさておき、ギタリストから見たポイントだけ。
最も簡単なのはペンタトニックスケール(5音音階)を覚えること。


と言うとやや乱暴なのでもう少し丁寧に。
まずはメジャースケールを覚えること、特にCメジャースケールです。
我々が音楽理論と呼んでいるものは西洋音楽理論のことなんですが、
この西洋音楽理論はC(ド)を基調とした理論構成になっています。
五線譜上のCメジャースケールを見てもらえれば分かりますが、
Cメジャースケールには余計なものが一切付きません。(#とか♭記号)
これがDやEになると余計なものが付いてきます。(※1)
Cが非常に優遇されているということです。


Cメジャースケールを覚えることで他の様々なスケールに応用することができるので、
アドリブをやるためのステップアップには欠かせない要素だと思います。
で、メジャーペンタトニックを使いたければメジャースケールの4番目と7番目、
マイナーペンタトニックならマイナースケールの2番目と6番目の音を除いて弾くだけです。
言葉足らずですが、メジャースケールをしっかり身に付けてから、
ペンタトニック等で実践に入れば上達は早いと思います。
それぞれのスケールのポイントはまた気が向いたときにでも。


(※1)
メジャースケール上の音符間隔は、
「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」という決まりです。
Cメジャースケールの場合、
ド・レ・ミの間隔が全音、ミ・ファの間隔が半音、と言う具合です。
(ピアノの鍵盤を想像して頂くと理解が早まります)
なので、D(レ)メジャースケールの場合、同様の音符間隔でスケールを構成すると、
3つ目の音がファ#(黒鍵盤)になることが分かります。
余計なもの(#や♭)が付くと言ったのはこういうことです。
ちなみにマイナースケールはメジャーとはまた違いますのでご注意を。